スロウハイツの神様

スロウハイツの神様を読み終えました。

これもとってもよかった。もしかしたら一番かも。

これで、辻村さんの作品何作目かな。

感想の前にちょっと思い出してみました。

一番最初は「子どもたちは夜と遊ぶ」でした。

なかなか衝撃的な内容でした。

次に「ロードムービー」短編集。それで、辻村作品はいろいろ作品間でりんくしているとのことでしたので、これは、いろいろ読まなくてはと読みだしてしまいました。

「ぼくのメジャースプーン」「凍りのくじら」「名前探しの放課後」

これは自分では順番として正解だったなと思ってます。

どれもよかったけど「名前探しの放課後」はかなり好きです。

「太陽の坐る場所」「ツナグ」「V.T.R.」と読んで、「スロウハイツ」です。

次は何を読もうかと楽しみです!

 

「スロウハイツの神様」には芦沢さんが登場ですね。

途中、ちょっと心配でしたが、やはり辻村さんは後味がいいです。

 

 

虐殺器官

SFです。

友人がよかったというので、読んでみたのですが、なかなか面白かった。

9.11後の世界であり、主人公はアメリカの軍人クラヴィス・シェパード。暗殺対象のジョン・ポール。ジョン・ポールの行く先々では大量虐殺が起きている。

なんだか、内容の割には静かな印象を受ける作品でした。人がたくさん死んでしまい、しかも、その描写もなかなか残酷なのですが、あまり、その残酷さを感じないのは、主人公のたんたんとした語り口調のせいでしょうか。冷静に理性的にずっと行動してるんですけど、最後の方で感情的になるのが、また、印象的でした。

著者である伊藤計劃さんは亡くなられているそうです。あとがき読んで、泣きそうになってしまいました。本当に残念ですね。もっと、たくさんの作品を書きたかったことと思います。